エピペンニュース続報

マイラン製薬 2011年9月22日付け
エピペンR注射液0.3mgおよび0.15mg
薬価収載のお知らせ

薬価収載により、患者負担額の大幅な軽減と救命手段の普及が可能に
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<以下抜粋>
マイラン・インク(Nasdaq: NYL)の日本法人であるマイラン製薬株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長:本田明彦、以下「マイラン製薬」)
のエピペンR注射液0.3mgおよび0.15mgが本日官報告示されました。
エピペンR注射液は、生命にかかわるアレルギー反応であるアナフィラキシー
の既往がある、または発症の危険のある方のためのアドレナリン自己注射薬
です。薬価収載により、エピペンR注射液0.3mgは10,950円、エピペンR
注射液0.15mgは8,112円の薬価となります。実際の患者負担額は人によって
異なりますが、通常、保険薬価の3割までの負担となります。
マイラン・インク社長のヘザー・ブレッシュは、次のようにコメントして
います。「エピペンR注射液を薬価収載するという厚生労働省の決定を大変
喜ばしく受け止めています。薬価収載により、患者の皆さまの負担額が大幅
に軽減され、ひいては、より多くの重篤なアレルギーを持つ方々がエピペンR
注射液を入手し、アナフィラキシーの発症に備えられるようになります。
日本では食物アレルギーやアナフィラキシーを抱える学童が増加の一途を
たどっており、今では、日本の学童全体のおよそ2.6%が食物アレルギーを
抱えている1ことから、これは特に歓迎すべきニュースです。」
重度のアレルギー症状を発症、またはアナフィラキシー症状のリスクを伴う
日本における人々においては、エピペンR注射液は人命救助の可能性を持つ
薬剤であり、防衛の第一線となります。世界アレルギー機構(WAO)の2011年
アナフィラキシーガイドラインによれば、アドレナリンをアナフィラキシー
治療の第一選択の薬剤に分類しています。さらに、WAOガイドラインは、
アナフィラキシー治療でアドレナリン注射を受ける成人のうち最大23%に
おいて、2回分以上の投与が必要とされると述べています。
マイラン製薬代表取締役社長である本田明彦は、「今回の発表は、アナフィ
ラキシーの既往がある、または発症の危険のある患者の皆さまのために、
エピペンR注射液をお求めやすいものにし、普及を促すというマイラン製薬
の目標の重要な節目となります。」と述べています。
さらに、社団法人日本アレルギー学会理事長 国立病院機構相模原病院院長
の秋山一男医師は、「エピペンR注射液に保険適応を導入するという厚生
労働省の決定は、アナフィラキシーの深刻さとエピペン自己注射による早期
治療・重篤化の予防の重要性が厚生労働省によって認められたことになります。
この決定は、重篤なアレルギーを抱えて生活している患者さんにとっては勿論、
医療関係者にとっても画期的なことです。」とコメントしています。
詳しくは コチラ